みなさんこんにちは。
今回はペットショップでよく見かけるベタの病気についてのブログになります。
魚の病気について色々な種類があると思いますが、その中でも今回我が家に来たベタには頭部に腫瘍の様な腫れがありました。
今回はその腫瘍についての治療経過についてとなります。自分自身初めて見る病気であり、しっかりとした病名がわからないのが難点ですが、自分にできる治療をしていますので、もし同じ様な症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それで最初から結論から書くと今現在も治療中であり完治はしていません。しかし食欲はあり、呼吸が早くなったり元気が無くなるなど不調な様子は見られません。
それを踏まえた上で読んでいただけると助かります。
それでは今回のブログのトピックですが、
・ 治療中のベタの飼育環境
・ 具体的な症状
・ 治療方法と経過
・ 今後の治療方針
をメインにブログにしていきたいと思います。
Contents
1 治療中のベタの飼育環境
まずベタの症状ですが、下に写真を載せますが、頭部がぽっこりと膨らんでいます。
色々と魚の病気について調べましたが、今の所具体的にどの病気なのか特定出来ていません。
現在のベタの飼育環境ですが、40センチスリム水槽で飼育しています。
水温は27℃から28℃です。
設備としては、ヒーターとエアポンプが付いている他に、おやすみベタリーフが設置してあります。
水換えの頻度としては、概ね1週間以内に全量換水を1度しています。
2 具体的な症状
我が家に来た当初は、頭の部分に特に変化は見られずに、良く見かける状態のベタでした。
具体的には下の写真の様な感じです。
特に変わった点は見られませんよね?
この状態から日を追うごとに徐々に瘤の様に頭の部分に膨らみが出来てきました。
我が家に来て3ヶ月位したところであからさまに頭の部分に瘤の様な膨らみが見られる様になりました。
写真が不鮮明で、分かりづらいですが上から見るとこんな感じです。
そして現在(飼育して半年経過、最初にコブに気がついてから3ヶ月経過)の状態がこれになります。
もうガッチリ瘤になっており、なんだか爆発してしまうんじゃ無いかと思います。
外見的な様子は以上のとおりです。
次にこの瘤が出来てからのベタの様子ですが、何と言うか自分の観察不足なのか分かりませんが、我が家に来た時と何ら変わりがないのです。
特にヒレなどに症状が出ているわけでもなく、食欲が落ちているわけでも無いので、写真のコブ以外に変わった様子は見られません。
3 治療方針と経過
現在行っている治療は、グリーンFゴールドリキッドによる薬浴です。
選んだ理由としては、最初期にベタの頭に鱗が少し捲れている様な異変を感じたためです。
マツカサ病とかエロモナス症の初期症状の様に見えたので早速グリーンFゴールドリキッドを使って薬浴を始めました。
顆粒のグリーンFゴールドではなく、液体のグリーンFゴールドリキッドを使用した理由ですが、
・ 液体だから手軽。
・ 顆粒のものより薬液が薄いので微調整がしやすい
・ 濃度を濃くするのがやりやすい
と言ったものです。
こうしてグリーンFゴールドリキッドを使って治療を続けたのですが、
結果としてはあまりよろしくありませんでした。
どの様によろしく無かったのかと言うと、
ベタの頭部の瘤が大きくなってしまった。
と言う事です。つまり、今回のベタの様子の変化については、グリーンFゴールドリキッドは全然薬は効いておらず、原因もエロモナス症由来の病気では無いものと推測出来ました。
ただ、ずーっとグリーンFゴールドリキッドを使用してたためなのかどうなのか分かりませんが、
頭部の瘤が大きくなったベタの調子が落ちる様な事は一切なく、現在のところ瘤は一定の大きさになった所で成長を止めており、ベタ自身の調子もすこぶる良いです。
餌への食いつきもこれまでと変わらず、フレアリングもこれまでと変わらず鏡に映った自分を相手に行っています。
4 今後の治療方針
さて瘤が大きくなったベタですが、最初に変化に気がついてから半年以上が経過していますが、これまでと大きく変わることがなく元気に過ごしているので、もう少し様子を見ながらグリーンFゴールドリキッドを使用して治療を継続してみたいと思います。
もしこれ以上悪化する様であれば、エルバージュエースやその他の薬剤に変えて治療を行っていこうと考えています。
また、薬剤以外にも少量の塩を使ってベタの体液の排出などのサポートもしてみたいと考えています。
5 まとめ
今回は特定できないベタの頭部に出来た瘤について治療を行ってきましたが、結果として効果のある薬などは分かりませんでした。
しかし一部界隈では、ベタの頭部に瘤のある
フラワーホーンベタ
と言う種類のベタもいる様なので、もしかしたら病気ですら無い可能性もあります。
万が一の事を考えてこれからも継続して様子を見ながら薬浴は続けていきます。
まあ本心を言えば病気じゃ無い方が嬉しいので、ぜひこのまま元気に過ごして欲しいと思ってしまいます。
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我が家のベタにも同様のコブができました。
3か月程で写真よりも2周り程大きくなりました。
NOAHさんのベタのように特に調子を崩すことも無かったのですが
急に食欲がなくなり、どうも目が見えなくなったようです。
その後数日で急速に衰弱してしまいました。泳げなくなり、平衡感覚もなくなってしまったようです。
20年以上熱帯魚飼ってますが、ここまで急速に衰弱した経験がなく、戸惑っています。
コブが大きくなって視神経を圧迫、その後脳まで圧迫されたのではないかと推測しています。
その可能性は高いかも知れないです。海外ではコブ付きの個体も居るようですが、我が家の個体はある一定のの大きさまでコブが膨らんだ後は、急激に体調が悪くなり、なくなってしまいました。
残念ですがポックス病ですね。ウイルス性といわれていますがウィルス自体が特定されておらず、治療法は確立していません。腫瘍だけ大きくなり元気なことも多いです。
スポイト・バケツなので飼育水が混ざると他の魚も感染します。発症しなくてもウイルス感染するのでご注意ください。
遅くなりましたが情報提供ありがとうございました!
あの後色々と治療を試してみましたが、突然餌を食べなくなり、そこからあっという間でした。
何かこの症状に対する対処方法の断片でも残せればと思っていたのですが残念です。
私もまったく同じ症状のベタがいます
買ってきて二年目を迎えた最近出始めました
プラカットのプラチナ×ブルーの縁取りの美しい子です
両目の間の鱗が剥がれ腫瘤のような小さなものが発生し、1か月もたたないうちに大きくなりました
現在は直径4㎜ほどはあります
その内に、腹びれ・身体のあちこちにぷつぷつ同じ瘤が発生し始め増えています
初めに発生した位置は頭部付近でフラワーホーン種による遺伝的要素かもとも考えましたが、身体全体に発生した瘤はなんなのか??
と思うと病気とも疑いました
しかし、食欲や元気さには変化はありません
近頃のベタは昔とは変わってたくさんの種類が出ています
それを考えるとかなりの種類のDNDを掛け合わせているようです
昨年、ニモベタ同士を掛け合わせて育てた子たちに全く異なる色を持つ子が何匹もいました
成長を得て何世代も前の数々の種類のDNAが首をもたげる可能性はありえるかなと思います
元気で泳いでいてくれるうちは下手に薬浴させる必要はないのかと日々観察を続けている状況です
コメントありがとうございます。
前のコメントでボックス病という症状の病気もあるようで、我が家のベタは色々試したのですが、突然餌を食べなくなりそこからあっという間に残念なことになりましたが、love_betaさんのところの子は、ウチのとは違いそうなので、このまま元気でいる事を祈っています!