皆さんこんにちは。DANです。
海水水槽をやっていると、
- 苔が生える
- SPSが成長しない
などいろいろな不具合が起こると思います。
特に、冷凍餌や魚の餌を大量に与えている水槽では、
リン酸は蓄積しやすくなるのではないかと思います。
今日は我が家の水槽も
冷凍餌を毎日5粒、
人口飼料を付属のスプーンで4杯
毎日あげているので、
それはそれはリン酸や硝酸塩がたまりやすいです。
そこで今日は自分が自宅の水槽で使っている
リン酸除去剤
について書いていこうと思います。
Contents
1 リキッドフォスフェイトリムーバー
我が家で使用しているリン酸除去剤はLiquid phosphate Removerになります。
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感想(2件)
この商品は、100リットルの飼育吸いに付属のスポイト1メモリ(0.25ml)を入れると
約0.3ppmのリン酸を除去できます。
使用上の注意としては、
1日に1ppm以上のリン酸を落とすような量を入れないことと、
プロテインスキマーを併用することなどがあります。
2 リン酸除去剤について
リン酸除去剤については、
今回説明している液体タイプのものと、
固形タイプのものがあります。
液体タイプのものは
化学反応を起こして強制的に飼育水内からリン酸を除去することができますが、
反応を起こした成分を濾しとるためにもプロテインスキマーが必要になります。
固形タイプのものは、
飼育水内に入れておくことで、
固形物がリン酸を吸着させて除去するので、
リン酸の減りがゆっくりです。
そして交換時期を過ぎたり、
吸着量をオーバーすると逆にリン酸を放出したりします。
どちらも一長一短ありますが、
自分は手軽さからリキッドタイプを使用しています。
3 なんでリン酸除去剤が必要なの?
今海水飼育している方の中には、
炭素源と言われるものを入れてバクテリアにより硝酸塩とともにリン酸塩を除去している方が多いのではないでしょうか?
炭素源で有名なものでは、レッドシーのNO3PO4X
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などを使用している方が多いかもしれません。
自分も使用しています。
この商品のいいところは、
硝酸塩とリン酸塩の両方を除去できることですが、
ただし、硝酸塩とリン酸塩のどちらかの数値が極端に低い場合には、
その一方の数値が下がらなくなります。
たとえば、硝酸塩が0の場合にリン酸塩を落としたいと思ったときに、
どれだけ入れてもリン酸塩が0になることはありません。
逆にリン酸塩が下がらないからと添加量を増やすと
訳のわからないバクテリアや細菌が増えてしまうので、
魚やサンゴに悪影響を及ぼします。
自分の水槽の場合には、
硝酸塩は0ですが、リン酸塩が0.1ppm程度あるため、時々このリン酸除去剤を使用しています。
4 使用方法
用法容量を守って正しくお使いください
ちょっと説明が雑でしたね。
この記事の最初の方にも書いてありますが、
100リットルの飼育水に1メモリ(0.25ml)で1ppmのリン酸を除去できると書いてありますので、
自宅の水槽の水量を計算して使用してください。
ただ、1ppmを1日で下げないように注意書きがされているので、
ちょっと少ないぐらいの量で調整した方が無難かもしれません。
5 効果
これは私の自宅の水槽での検証になりますが、
250リットルのオーバーフロー水槽に1メモリの薬剤をいれたところ、
数時間で効果が表れて、
約0.3ppmから約0.1ppm
までリン酸が減少しました。
ただ、翌日再び測ると、若干のリン酸の増加がみられたので、
薬剤に頼るだけでなく、
リン酸を除去するための根本的な解決をした方がいいのかもしれません。
ただ、自分の水槽はどうしても大量に冷凍コペ等を入れる関係から、
リン酸や硝酸塩とはうまく付き合う必要があるため、
この商品を頼りました。
6 コストパフォーマンス
商品単価事態は結構高めですが、
一回の使用量がとても少ないので、
自分が思うにコスパは良い商品だと思います。
7 まとめ
SPSなどのミドリイシの飼育には、
リン酸の値が0.02ppm以下が推奨されています。
これは、リン酸の値がこれより高いと、
ミドリイシの成長を阻害することがあるためです。
また、色揚げなども同様に低いリン酸濃度が求められます。
そして、水槽内に苔や硬い海藻が生える原因ですが、
このリン酸が原因であり、
皆さんの周りの庭や植木に肥料としてリン酸をあげることがあると思いますが、
硬い海藻などもこれと同様にリン酸を栄養源として成長するので、
リン酸濃度が高い水槽は、
ぐんぐん要らない海藻が増えていきます。
しかし、このリン酸も全くない状態では、
サンゴなどはエネルギーを作ることが出来ないので、
自然界と同じぐらいの濃度を飼育水で維持することが大事なのかと思います。
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