【海水水槽】クレナイニセスズメ飼育。意外と凶暴?混泳注意の海水魚

皆さんこんにちは。DANです。

今日は美しい見た目とは裏腹に強い縄張り意識を持つことで、

かなりキツめの性格をしている海水魚

クレナイニセスズメ

です。

とり
とり

クレナイニセスズメの飼育って難しくないの?
性格はどうなの?

クレナイニセスズメ事態は飼育は比較的容易な部類に属すると思います。

しかし、紫色の綺麗な体を持つ代わりに

まるで、某漫画の

美しいバラには棘があるのさ(ろーずういっぷ)

みたいな感じでキツイ性格をしています。(蔵馬は違います)

また、この魚は光がない場合では、青色に見えて、

光が当たった状態では赤紫色に見えるという特徴を持っています。

それではクレナイニセスズメの生息地や飼育方法・混泳などについてブログにしていきたいと思います。

1 クレナイニセスズメの生息地

クレナイニセスズメはメギスかの魚で学名は

Pictichromis porphyreus

別名を

パープルリップスティック

と言います。

生息地域は琉球列島:中西部太平洋の熱帯域になります。

塩通しの良いサンゴ礁のからドロップオフ側面の穴や亀裂に単独で生息しており、

警戒心が強く近づくつすぐ隠れてしまします。

自然界でも単独でいるため、縄張り意識が強いのでしょう。

寿命はおそらく5年くらいだと思います。

2 クレナイニセスズメの飼育

⑴ 飼育設備

クレナイニセスズメは海水魚の中では強い部類い属する魚です。

飼育環境についてはカクレクマノミとほぼ同様で大丈夫だと思います。

餌付けも簡単で、水槽の環境に慣れれば、

メガバイトレッドなどを自分から取りに来る様子が見られるようになります。

しかし、餌をとる際に他の魚を蹴散らす場合があるので、

他の魚にもきちんと餌がいきわたるようにあげた方がいいと思います。

具体的な設備などは、最低でも30㎝以上の水槽で、

濾過についてもカクレクマノミと同様に概ねなんでも大丈夫ですが、

オーバーフロー水槽なら間違いなく飼育できます。

⑵ 飼育環境

熱帯地域に住む魚なので、あまり低水温は得意ではありませんが、

23度くらいから27度くらいの水温なら問題なく飼育できます。

水流についても水槽全体が動くような水流が好ましいです。

照明については、

クレナイニセスズメの綺麗さを十分に引き立たせるためにもLED照明を用意した方がいいと思います。

ただし、クレナイニセスズメ自体は暗がりを好む魚なので、

あまり強い照明の場合は外に出てくる機会が減るかもしれません。

水質については、比較的高い耐性を持っていますが、

硝酸塩の蓄積により身体の退色などが見られるようなので、

できるだけ綺麗な水質を心がけてください。

⑶ クレナイニセスズメの性格

クレナイニセスズメは先にも書きましたが、

非常に縄張り意識の強い魚です。

生息域に関しても穴や亀裂など、

ロックフィッシュと同様の場所を生息域にしているところからも強い縄張り意識が想像できます。

ロックフィッシュは魚釣りをする人は分かると思いますが、

頭上からくるような餌にすぐに食いついたりする性質があるので、

クレナイニセスズメも目に入るものに対してすぐに威嚇行動をとるのではないでしょうか?

水槽のような閉鎖環境での飼育の場合は、ライブロックの隙間や底砂とライブロックの間などやや底面に近い場所に住み着きます。

3 クレナイニセスズメの混泳

⑴ 多種との混泳

クレナイニセスズメは基本的に自然界でも単独で住んでいる魚です。

そしてよく見てみると目がヤギのように横を向いていて意外と人相が悪いんですよ。

正面から見るとこんな感じで結構いかつい顔をしているんですよね。

口元にはなんか小さな牙みたいなのもついていますしね。

そして多種との混泳ですが、

一応混泳は可能ですが、

その場合には、クレナイニセスズメとは生息域の違う魚の方がいいと思います。

具体的には、クレナイニセスズメが中層から下層に生息するので、

中層から上を生息域にする魚との混泳ならば比較的問題なく飼育できる気がします。

しかし、おっとりした性格のテンジクダイなどは、

ストレスを感じて上手く混泳できないかもしれないので注意が必要です。

2 同種との混泳

同種との混泳に関しては完全にNGです。

クレナイニセスズメと同じく細長いメギス科の魚は綺麗な種類が多いのですが、

激しくケンカをするので、混泳させる場合にはかなりの大型の水槽でなければ、

混泳は難しいと思います。

4 サンゴとの混泳

クレナイニセスズメ自体はサンゴ礁のある地域に生息しており、

サンゴをつついたりする様子も見られんたいためサンゴとの混泳は問題ありません。

5 クレナイニセスズメの病気

クレナイニセスズメは病気にはとても強い種です。

しかし、どの魚でも一緒ですが、ヒレ等が傷つくとそこから、

いろんな病気が発生する可能性があります。

また、硝酸塩濃度の高い水質では、

体表や頭部の色が落ちてくることもあるので、

理想で言えば、サンゴが問題なく飼育できる水質が望ましいのだとも思います。

6 飼育時の様子

自分がクレナイニセスズメを飼育していた時は、

カクレクマノミやデバスズメダイと一緒に飼育していたのですが、

クレナイニセスズメの気が強く、

これらの魚が近くを泳いでいると、

すぐに威嚇しに行ったりしていました。

1日中追いかけまわしているという事はありませんでしたが、

かなりしつこく追いかけまわしていた覚えがあるので、

追いかけられた魚が万が一ライブロック等でけがをした場合には、

病気につながる恐れもあったと思います。

7 まとめ

これまで色々とクレナイニセスズメのキツイ性格について書いてきましたが、

飼育してみると美しい魚であり、

餌付けも簡単で、他の魚になれない代わりに、

人間にはなれやすいように感じます。(餌をあげる時に限る)

そんな可愛い一面もあるクレナイニセスズメですので、

興味がある方は一度飼育してみてはいかがでしょうか?

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