みなさんこんにちは。DANです。
最近は暖かい日があったり、寒い日があったり、花粉が飛んでくしゃみが止まらなくなったり、花粉が飛んで目がかゆくてしかたなかったり、花粉が飛んで・・・
花粉症っていつなるか分からない不思議な現象ですよね。
今日はそんな不思議と併せて(こじつけ)海水水槽の不思議生物
ハードチューブ
についてブログにしていきたいと思います。
今回のブログのトピックとしては、
ハードチューブってなに?
ハードチューブの飼育方法は?
ハードチューブの仲間たち
を中心に書いていきたいと思います。
Contents
1 ハードチューブってなに?
ハードチューブは見た目は白っぽい筒に花が咲いているように見える生物です。
しかしその中身は、釣り餌などで使われるゴカイの仲間です。
世の中には見ちゃいけないものってあるんだなと思いました。
生態としては、
自分で作った筒形の巣から、[鰓冠]といわれる花のような形をした口のような部分をだして、
流れてきたプランクトンなどを捉えて生活しています。
流れてきたプランクトンを捕食するということは、自然界では結構水流の強いところに生息しているという事です。
水槽内では、水流の強いところに置くと、綺麗に広がらないので、そこそこの水流程度で抑えておいた方がいいかもしれません。
あ、あと、皆さん濾過槽掃除しますよね?
その濾過槽の中に、
こんなやつや
こんなやつが居たりしませんか?
そうです。こんなやつらの親分のような奴がショップで販売されているハードチューブです。
ただ、濾過槽の中に生えている子分たちはおそらく、ショップで販売されているハードチューブほど
大きく綺麗になることは無いのではないかと思います。(そもそも種類が違う)
因みにハードチューブですが、その見た目がきれいな鰓冠の部分が見えないと、こんな感じです。
ただの、管です。
いかに、鰓冠の部分が重要なのか分かりますよね。
きっと水槽の中でも常時鰓冠をだしてもらった方が見た目もいいと思いますので、
次は飼育方法について書いていきたいと思います。
2 ハードチューブの飼育方法
ハードチューブの飼育方法は、
25℃くらいの水温とサンゴの飼育が出来るくらいの綺麗な海水
があれば、ほぼ飼育できると思います。
ゴカイの仲間なので、光は飼育上必ずしも必要ではありませんが、
鑑賞面や生物のサイクルとして、ある程度の光があった方が良いように感じます。
また、ハードチューブはその名の通り、管の部分が硬くなっているので、
そこそこ高いKHがあった方が長期飼育しやすいのではないかと思います。
給餌については、何とも意見が分かれるところですが、
自分としては、魚に給餌するために水槽内に散らばった餌や魚の糞を食べているような気がするので、
全く給餌することなく長期飼育するというのは難しいように感じます。
濾過槽内にハードチューブの子分のようなゴカイが増えるのは、デトリタスを食べて生活しているのではないかと思っているので、
親分であるハードチューブも何かしらの給餌は必要だと思います。
水槽で飼育するにあたって、ハードチューブはサンゴとは別の生き物なので、サンゴと接触しても特に問題は無いと思います。
ただ、自分は今まで経験は無いのですが、成長の早いサンゴの近くに置いておくと、
ハードチューブの管の部分にもしかしたら成長したサンゴがくっついてしまうのではないかとは思っています。(バクテリア等の関係もあるので実際は不明です)
あと、ハートチューブは、水質が悪くなったり、具合が悪くなったりすると、綺麗な鰓冠を自分で切ってしまう事があります。
そうした場合は、鰓冠がなくなっても、本体のゴカイの部分は生きていますので、
設置場所を変えてハードチューブに適した場所(水流の違う場所)に移動させてあげたり、
管を少し短くしてあげた方が良いかもしれません。
次にハードチューブのカラーバリエーションですが、
一番上に乗せた、レッドやホワイト、レッドとホワイトが混ざったもの、オレンジなど多種の色があります。
結構しっかりした色でライトの色に影響されないので、見た目は抜群にいいです。
ラディオンの月明かりモードの時に撮った写真でもしっかりと白や赤の色は見えますよ。
3 ハードチューブの仲間たち
ハードチューブの仲間たちという事ですが、上の画像の濾過槽内の小さいのも勿論ハードチューブの仲間ですし、
他にもライブロックに小さく咲いているケヤリなんかも同じ仲間だと思います。
ショップでは、インドケヤリやホンケヤリといった大きな鰓冠を持ち、やわらかい管で生活しているタイプのものもいます。
インドケヤリやホンケヤリは管がやわらかいので、水槽内に設置しやすいかもしれません。
我が家の水槽のようにルーバーが置いてあるような水槽の場合は、ハードチューブのようなしっかりした管の奴の方が設置は容易でした。
また、イバラカンザシのようにハマサンゴなどに寄生するタイプのケヤリもいます。
イバラカンザシはサンゴに住んでいるので、ハードチューブや他のケヤリより、
水質に敏感かもしれません。
4 まとめ
ハードチューブは謎生物ですが、結構綺麗で水槽をにぎやかにするのに一役買ってくれます。
また、ショップで目立つ生体を購入しなくても、
実は自分の水槽のライブロックの隙間などに小さなケヤリの仲間は住んでいるかもしれません。
大きくなる可能性は低いかもしれませんが、それでも水槽を観察して見つけるとちょっとうれしくなったりします。
ご自宅の水槽をよく見てみるといつの間にか住み着いているかもしれませんよ。
あ、でも、濾過槽内には確実にいると思います。
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