皆さんこんにちは。DANです。
最近血圧や中性脂肪の値が気になり出し、食生活に気をつけるために色々な健康食品に興味を示している所ですが、
自分だけ食生活に気をつけるのもちょっと気が引けたので、
現在飼育している海水水槽で与える人工飼料も変更してみました。
今回試してみたのは、
NYOS 〜ニオス〜
スイートアロエ、トゥルーアルジー、ワイルドゴジ
の3種類です。
我が家の水槽では現在、
ハナゴイ
パープルクイーンアンティアス
シマヤッコ
マンダリン
などの海水魚が居ますのでそれぞれの魚ごとの食い付きの様子を観察した結果について書いていきたいと思います。
今回のトピックは、
NYOS〜ニオス〜の人工飼料3種類の特徴
魚ごとの食い付き
実際にどの様に与えているか
について中心にブログにしていきたいと思います。
Contents
1 NYOS~ニオス~の人工飼料3種類の特徴
まずNYOSの人工飼料についてですが、冒頭にも書きましたが、魚の健康を考える為に100%オーガニック素材で出来ている様です。
人間の健康食品だけではなく、遂に海水魚の世界にもオーガニックが進出してきました。
オーガニックが必ずしも魚に良い影響を与えるのかについては、自分は研究者ではないのでわかりませんが、
自分としては、飼育している魚が喜んでバクバク食べてくれればこれまで使っていた物と完全に変更して使って良いかなと思っています。
やっぱりいくら素材が良くて栄養価が高くても食べてくれないんじゃ意味ないですしね。
さらに詳しくこの人口飼料について書くと、
この人工飼料はEUで厳しい品質規格であるBIOマークを取得した、農薬・遺伝子組み換え素材、着色料を一切使用していない人工飼料の様です。
人工飼料のタイプとしては
ソフト顆粒
沈下性
です。
ソフト顆粒なので、ちょっとやわらかい感じの人工飼料になります。
それではそれぞれの製品の特徴について書いていきたいと思います。
因みにトゥルーアルジーとワイルドゴジは、脂質が15%あるので半年以内ぐらいで使い切った方がいいかもしれません。
まあ、これに関してはどの人工飼料でも同じことが言えると思いますが・・・
⑴ スイートアロエ
読んだ通り、アロエ(アロエベラエキス)を含んだ人工飼料で、魚の免疫力アップに効果があると言われています。その他オメガ3や9つのアミノ酸を配合し閉鎖環境の魚の成長に効果があるそうです。
対象魚種は基本的に全ての魚種が対象の様ですが、我が家ではハナゴイやパープルクイーンを対象にあげています。
⑵ トゥルーアルジー
こちらは、クロレラやスピルリナを配合した人工飼料です。さらにヨウ素やビタミンを含み魚の健康をサポートするようです。
対象魚種は、ハギやヤッコ系の草食性の海水魚で、我が家はシマヤッコにメインに与えていますが、ハナゴイやパープルクイーンも食べています。
⑶ ワイルドゴジ
ゴジと言うのはクコの実の事の様で、クコの実に含まれるキサンチンが海水魚の色彩向上や退色の防止に役に立つそうです。
また唐辛子を含んでいるので、免疫力向上にも効果があるのかなーと思います。
対象魚は全ての種類の魚の様ですが、魚の色彩向上と言うことなのでクイーンエンゼルとかに与えると美しい色が維持できるのかなと思います。
我が家では全部の魚に与えています。
2 魚ごとの食いつき
それでは気になる部分である魚ごとの食いつきについて書いていきたいと思います。
スイートアロエですが、これまではハナゴイやパープルクイーンには、
メガバイトレッド
をあげていたのですが、スイートアロエはメガバイトレッドより食いつきが良かったです。
シマヤッコに関しては、興味はあるけど積極的には食べに来ないという感じでしょうか。
ただし、我が家にいるハナゴイやパープルクイーンを対象にしているので、
必ずしもこうなるとは言えないかもしれません。
次に、トゥルーアルジーですが、これは
シマヤッコが底に沈んでいたり、ライブロックの上に載っていたりするのをつついていました。
食いつき的には、メガバイトグリーンとそんなに変わらない感じでした。
ハナゴイやパープルクイーンは口に入れて少しだけ食べているようでした。
最後にワイルドゴジですが、
3種類の人工飼料の中で、ワイルドゴジがハナゴイやパープルクイーンには一番好評のようでした。
ただ、人口飼料を入れた順番がワイルドゴジからだったので、単純に腹が減っていたので、
ワイルドゴジの食いつきが良かったのかもしれません。
シマヤッコも流れている人工飼料を食べていました。
マンダリンに関しては、3種類で特にどれをよく食べたというのは無く、3種類とも同じような感じで食べていました。
スカンクシュリンプはどれに対しても高活性で飛び回りながら食べていました。
また、最近はエイブリルエンゼルやハタタテハゼにもあげているのですが、この2種も食いつき良好ですが、
そのままの粒の大きさで与えると一口では食べきれないので、若干小さくするぐらいの感じで、すりつぶしてあげた方があげた時に残り餌が少なくなるのかなと思います。
エビ類を飼っていれば底砂に落ちた人工飼料はエビ類が食べているのでそこまで残り餌を気にしなくても良いと思います。
3 実際にどのように与えているか
実際にどのように与えているかというと、この人工飼料は大きさが、0.7ミリから1.3ミリぐらいで不ぞろいであり、そのまま入れると、
ハナゴイ、パープルクイーン、シマヤッコ、マンダリン
などの口の小さい魚には、少し大きすぎなので、我が家ではスリコギですり潰してからスポイトであげています。
スリコギはセリア(100均)の物です。
人工飼料の粒がソフト顆粒なので、しっかりつぶしてあげないとあまり細かくなりません。
そして、このすり潰した人工飼料を容器にいれて飼育水と混ぜた後に、スポイトで魚に与えています。
結構細かくつぶすので、水槽の中に食べきらない無駄な人工飼料が舞う事になりますので、
飼育している魚の口の大きさに合わせて適度にすり潰してあげると良いと思います。
4 まとめ
今回はそれぞれ別々に魚に与えてみましたが、パッケージには、
スイートアロエとワイルドゴジを一緒に与えるとより効果が高い
と記載されていますので、2種類を合わせてあげるのもいいかもしれません。
人工飼料も色々な種類が出ていますが、
自分の考えとしては、とにかく魚が良く食べてくれる餌で、さらにその中で栄養価が高かったり、
免疫力がつくなどの付加価値の付くものを重点に選んでいます。
やっぱり食べてくれないと、良いものを買っても意味ないですしね。
今回試してみた人工飼料は我が家の魚には好評でしたので、もし人工飼料を何にするか考えている方が居れば、
是非試してみてください。
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