【海水水槽・サンゴ飼育】サンゴ(ソフトコーラル)の紹介(やわらかいサンゴも居るの?)

こんにちは。DANです。

今日は海水水槽の中でも魚以外の主役の一つであるサンゴ。

そのなかでもソフトコーラルと言われる種類について書いていきたいと思います。

1 ソフトコーラルとは

ソフトコーラルとはサンゴの仲間として、

海水中で成長する動物の中で骨格を持たないサンゴの事を言います。

これがソフトコーラルの一つであるウミキノコといわれるサンゴです。

見たまんまキノコのような形をしています。

茎の部分についているのは、

キクメイシと言われる別の種類のサンゴです。

これはまたあとで記事にしていきたいと思います。

みなさんサンゴというと、

Photo by Francesco Ungaro on Pexels.com

こうゆうのを想像したかもしれませんが、

これもサンゴで骨格を持つ所謂SPSといわれる分類のサンゴです。

こちらもまた別の記事で書いていきたいと思います。

2 飼育方法

飼育方法についてですが、

ソフトコーラルはサンゴの中では比較的簡単な種類です。

え?簡単っていうけど、簡単の基準ってなに?

って思うかもしれませんが、

ここで言われる簡単という基準は、

水質、水流、光、水温範囲

このあたりの許容量が広いものほど簡単ということで、

話を進めていきたいとおもいます。

飼育にあたって必要なのは、

もちろん水槽です。

え?ここから?って思うでしょ。ここからです。

水槽についても、

あまり大きくない水槽でも飼育できるからです。

水槽の大きさが何に関係があるのかというと、

水槽がデカイ=水質変化がゆっくり

つまりこれです。

海の生き物のようにあまり環境に変化がない生き物は、

突然の環境の変化には非常に弱いです。

だから、大きな水槽で、

ゆっくりとした変化の中で色々確認しながら飼育していくのです。

次に濾過装置です。

濾過装置については、

概ねほとんどのソフトコーラルは水替えの頻度にもよりますが、

外掛け式フィルター、外部フィルター、上部濾過、オーバーフローなんでもいいと思います。

水流についてですが、

これは種類によってさまざまなので、

一概にソフトコーラルならこう!っていうのはありません。

最後にライトですが、

これも種類によって許容量が違うので何とも言えないのですが、

ウミキノコなどのサンゴについては、

最悪蛍光灯でも飼育できると思います。

飼育方法と書いてきましたが、

とりあえず魚が入っていない水槽であれば、

水質は気にしなくてもいいのではないかと思います。

魚を入れる水槽であれば、

水替えなどと合わせて飼育すればそこまで難しくないのではないかと思います。

何の飼育にも言えることですが、

水槽をよく見て変化を見逃さなければ、

大きな失敗はないのではないかと思います。

3 自分の飼育しているソフトコーラル

⑴ ウミキノコ

上でも出てきましたが、ウミキノコです。

ウミキノコにもカラー違いがおり、

白っぽいエリンギのような色をしたものや、

ポリプの部分が黄色いものなど様々です。

飼育ですが、

このサンゴは脱皮をするので、

ある程度の水流が必要です。

光はLEDでも蛍光灯でも大丈夫です。

好調のサインは、

写真のとおり、傘の部分から細い管が出てさらにその先が広がっているのが好調のサインです。

ただ、脱皮するときは本当にエリンギのようになります。

調子がいい時はすぐに大きくなっていきます。

サンゴに乗っているのはイソギンチャクモエビという2センチぐらいのエビです。

⑵ ウミアザミ

ウミアザミというソフトコーラルです。

ウミアザミにも、ブルームウミアザミやチガイウミアザミなどの種類があります。

色はピンク系の色です。

水流は比較的強めの水流が調子よく飼育できると思います。

波に揺られている姿はまるで桜のようでとても綺麗です。

水質については、比較的綺麗な水質を好みます。

硝酸塩やリン酸塩が高すぎると調子が悪くなっていきます。

増え方ですが、なんか分身のように小さな個体が水流に流れて、ライブロックに活着し増えていきます。

水槽での飼育下でも増えていきます。

ヒラムシなどの寄生虫も付きやすいので、注意が必要です。

⑶ マメスナギンチャク

マメスナギンチャクというサンゴです。

よく、マメスナと言われて売っています。

ものすごくたくさんの種類とたくさんの色があり、中にはUSAなどと高価なものもいます。

飼育については、

比較的簡単です。そしてよく増えます。

水流についてはほとんどなくても大丈夫だと思いますが、

自然界では波打ち際などの水流の強いところにいたりするので、個体別に好みがあるのかもしれません。

ライトについても、青色LEDなどを使うと綺麗に発色します。

⑷ その他のソフトコーラル

このほかに、スターポリプという上の画像の背景にいる緑色の芝生みたいなサンゴがいます。

スターポリプも強いサンゴで色々な環境に適応してよく増えるサンゴです。

それと、ディスクコーラルも居るのですが、写真がなかったので、簡単な説明だけにしたいと思います。

形は、平べったいサンゴです。以上

ここにあげたサンゴ以外にも、ソフトコーラルには、バブルディスク、ツツウミヅタ、トサカ系など様々な種類がいるので、

お好みのサンゴを見つけてその成長を楽しむのもいいかもしれません。

4 まとめ

自分も海水水槽を立ち上げるにあたり、

一番最初に入れたサンゴはウミキノコでした。

小さ目な水槽でも飼育できて、

ライト点灯下と非点灯下で形が変わったりするので、

変化をみるのも楽しいサンゴだったからです。

そして、ソフトコーラルは自分で増やすこともできるので、

ある程度サンゴ飼育になれて来たら、

ブリードにチャレンジしてみてもいいかもしれないですね!

増やしすぎると、水槽を圧迫しますが(汗

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