[サンゴ飼育]陰日性サンゴ飼育

皆さんこんにちは。DANです。

今日はざっくり陰日性サンゴの飼育についてブログを書いていきたいと思います。

ちなみに、自分がこれまで飼育してきた経験上での記事なので違う飼育の仕方をしている方も

大勢いると思います。

陰日性サンゴの魅力は何といってもその鮮やかな色でしょうか。

真っ赤だったり、蛍光の黄色だったり、真っ青だったり、いろんな色のサンゴがいます。

今日簡単に紹介する陰日性サンゴはそんな中でも、

比較的飼育が簡単で、

長期飼育向きのサンゴの紹介と飼育方法についてブログにしていきたいと思います。

1 陰日性サンゴとは

陰日性サンゴとは、

その読み方のとおり、

日光による光合成によりエネルギーを得ている好日性サンゴとは違い、

日光に頼らず、海水中のプランクトンなどの餌を捕食することで

エネルギーを得て生きているサンゴの事です。

自然界では、光の届きにくい岩陰などに生息しており、

ダイバーなどは岩の後ろ側などに大量に生息している陰日性サンゴを見たりすることがあると思います。

陰日性サンゴにもソフトコーラルとハードコーラルがおります。

2 飼育難易度

実は陰日性サンゴの飼育は難しいと言われています。

ではなぜ難しいのかというと、

陰日性サンゴを水槽で飼育するという事は、

給餌する必要があるからです。

え?じゃあ、餌をちゃんとあげればいいじゃん。って思いますよね。

でもこれがなかなか難しいんですよ。

なんといっても、

イソバナサンゴなどのポリプが小さいサンゴは、

普通に液体のサンゴフードなどを与えていても、

どんどん痩せていってしまうからです。

自然界では、これらの陰日性サンゴは、

水流に対して直角にその体を開いて、

常に餌を捕食していますが、

水槽でそのような方法をとるのはなかなか難しですよね。

だから、飼育が難しいっていわれているんです。

それに、餌を大量に与えていると、

水槽内がかなり汚れますし、

水流が強すぎても餌を上手くキャッチできなかったりで、

飼育にはコツがいるのだと思います。

しかし、ここで陰日性サンゴをあきらめてしまうのは勿体ないです。

陰日性サンゴの中にも、比較的飼育が容易で長期飼育ができる種類もいるんですよ。

簡単というのも、概ね週に1回程度の給餌をすれば、

飼育できるという難易度です。

LPSに給餌をした経験がある方ならあまり苦にならない程度ではないでしょうか?

3 簡単な陰日性サンゴの飼育方法

まず、飼育方法ですが、

水槽サイズについては、やっぱり給餌をするということから、

60cm以上の水槽があった方がいいと思います。

何故水槽が大きい方がいいかというと、水が汚れやすいからです。

そして、濾過システムについてもできればオーバーフロー水槽が良いと思います。

オーバーフロー水槽が難しい場合は、

どうにか水槽にプロテインスキマーを付けられれば、大丈夫だと思います。

プロテインスキマーについても、

水が汚れを取るためというのが主の目的なので、

水替えを頻繁にできるようなら、無くても大丈夫です。

水温についても、出来るだけ低めの水温が良いと思いますが、

この後紹介する陰日性サンゴは27度くらいまでなら全然元気にしているので、

そこまで気にしなくてもいいかもしれません。

水流については、ポリプがたなびく程度の水流がちょうどいいと思います。

光については、

基本的に給餌でエネルギー補給をするので要りませんが光が当たってはいけないという事ではないので、

光に当たっていても大丈夫です。

しかし、餌を食べることから、光が当たっていると、

サンゴの土台から苔や海藻が生えてくることがあるので、

出来るだけ日陰においてあげた方が管理は簡単になると思います。

4 飼育が簡単な種類の陰日性サンゴ

それでは、簡単な陰日性サンゴについて紹介したいと思います。

まずは

ウチウラタコアシサンゴ

です。

イソギンチャクのようなポリプとポリプの先には蛍光のワンポイントがついている綺麗なサンゴです。

カラーバリエーションも、白、ピンク、黄色とあり、水槽内でとても目を引くサンゴになります。

このサンゴの飼育が簡単な理由ですが、

それは何といっても、ポリプが大きいので、給餌が簡単というところです。

自分の水槽では、

水槽にいれてからしばらくは1週間に1回程度の頻度で、

釣り餌用に使われている生いき君をハサミで半分に切ったものを2回に分けてあげていました。

こうして給餌をしていたところ1度水槽内で放卵するまで育ちました。

(増えませんでしたが)

現在は、冷凍コペポーダを毎日いれているので、

特にウチウラタコアシサンゴだけに給餌するという事はしておらず、

適度にコペポータを食べて生活しています。

注意点といては、ポリプが大きいので、

小型の魚などが食べられてしまうという事故が起こる可能性があります。

このサンゴは、同種同士であれば、

接触しても問題ありませんが、多種のサンゴと接触した場合は、

ポリプで溶かす恐れがあるので、

注意が必要です。

次は、

ハナタテサンゴ

になります。

このサンゴはたぶんカラーバリエーションはあまりありませんが、

黄色のポリプと赤い身体が印象的なサンゴです。

飼育方法は上で説明したウチウラタコアシサンゴと同様で、

生いき君を口に入る大きさにカットしたものを、

1週間に1度1匹ずつ挙げていました。

ただ、ハナタテサンゴはポリプを伸ばさないこともあるので、

そんな場合は、餌の臭いをサンゴの周りに振りまいて、

ポリプを出させて給餌します。

そうすることで、

開き癖が付くので、

いつもポリプをだすようになり、

給餌も簡単になります。

ハナタテサンゴも上のウチウラタコアシサンゴと同様に現在の水槽では、

コペポーダを捕食して生活しています。

ポリプが開いてない状態のハナタテサンゴ

5 比較的飼育が難しい陰日性サンゴ

自分が飼育したことのある陰日性サンゴの中で、

難しいと感じたものを紹介したいと思います。

ただ、難しいと言っても、

給餌に非常に手間がかかるという面での難しいという評価なので、

きちんと給餌が出きる方にとってはそこまで難易度は高くないかもしれません。

まずは、

イソバナサンゴ

です。

このサンゴは、ヤギの種類の一つですが、

まず、枝が弱く折れやすい上に、

ポリプが小さいので、給餌の手間が非常にかかります。

また、

ものすごく痩せやすいので、

こまめな給餌が必要となりますので、

自分のようなめんどくさがりな人には非常に不向きなサンゴになります。

しかしポリプを開くと、

まるで桜の木のように綺麗なサンゴなので、

しっかしとした給餌が出きる方にはお勧めです。

給餌方法もいろいろありますが、

液体のサンゴフードをあげたり、

固形のサンゴフードを溶かして液状にしてあげたりする方法などが一般的ではないでしょうか。

次は、

ネジレカラマツ

です。

らせん状の形がぐんぐんと伸びていくユニークな陰日性サンゴになります。

このサンゴも上のヤギ系のサンゴと同様にポリプが非常に小さく、

液体フード等による給餌を必要とします。

また、自然界でも水流が強い場所に生息しているので、

強めの水流が必要になります。

また、自然界では、

このサンゴと共生関係にあるネジレカラマツカクレエビという半透明のエビもいるそうです。

6 まとめ

陰日性サンゴは、とにかく給餌が必要なサンゴであり、

その給餌方法が難しいため難易度が高いと言われれているものが多いです。

しかし、中には簡単な種類もいるので、ぜひいろんな方にチャレンジしてもらいたいです。

現在の自分の水槽は、SPS,LPS,ソフトコーラル、陰日性サンゴと雑多に一つの水槽で飼育しています。

しかし、それぞれのサンゴの特性を知ってある程度のすみわけが出来れば、

色々なサンゴを一緒に飼育することは可能だと思いますので、

あまり、日の目を浴びることのない陰日性サンゴですが、

その魅力を一人でも多くの方に伝えられればいいなと思います。

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