【海水水槽】ダンゴウオ稚魚飼育〜孵化から3週目までの様子と稚魚の餌について〜

みなさんこんにちは。

我が家でもダンゴウオの卵が孵化しました。

キチンと孵化するまでは、

「いつ孵化するんだろうなぁ〜」

とか思ったりしながら気を揉んでいましたが、いざ孵化すると、

「ちゃんと成魚まで育て上げられるだろうか?」

とかまた色々な心配が湧き上がってきます。

そんなこんなで稚魚の成長に一喜一憂しながら、3週間が経過しました。

色々と気にかけていたためか、今のところ無事に3週間経過して、殆どの稚魚が、生まれた時より2回りほど大きくなってきました。

というわけで、今回は稚魚飼育のためにてんやわんやした事を中心の経験ブログです。

とり
とり

・ 稚魚の孵化から1週目
・ 孵化1週目から2週目
・ 孵化2週間から3週目
・ 稚魚の餌について

詳細は、稚魚の成長を各週毎に分けてブログにしてみました。あとは興味あるかわかりませんが、稚魚の餌についても書いてみましたので興味があれば読んでいただければ幸いです。

基本的なタンクデータとしては、

水温が15℃から18℃

管理方式がユリケースによる本水槽内での隔離飼育

となっています。

水温については、これから暑くなってくるので、20℃ぐらいまで上げて飼育するかもしれません。

あとはこれまでのダンゴウオ関連のブログもリンクしておきますので、気になる方はそちらもご覧ください。

1 稚魚の孵化から1週目まで

まずは稚魚の孵化から1週目までの様子について書きたいと思います。

まず孵化の様子ですが、

家に帰ってきたら産まれていたので良くわかりません。

と言うのは半分冗談で、最初の卵の孵化が始まってから約3時間程度の時間で次々に卵が孵化していきました。

親のダンゴウオ雄が巣として利用していた塩ビキャップの周りには小さな稚魚がわんさか増えていきました。

そうして観察していた所、数時間経過した卵をオスの親ダンゴウオが口に咥えては、吐き出すと言う行動を取る様になりました。

ダンゴウオは孵化する時に、オスのダンゴウオの親が卵を咥えたり、稚魚を咥えたりして、巣穴から出します。

既に孵化している稚魚はそのまま巣立って行きますが、卵の場合には、親の口から吐き出された衝撃で孵化して巣立つ場合もある様です。

我が家にも半分孵化しているけど、頭に殻を被っていて中々取れないと言うおっとりさん稚魚が居ましたが、この稚魚に軽くスポイトで海水を吹きかけてやると、キチンと殻が取れて巣立って行く様子が見られました。

という事で、オスの親ダンゴウオも稚魚の孵化を助けるためにこの様な行動をとっているのだと思います。

オスのダンゴウオは稚魚を食べたりしないので、稚魚を咥えても慌てなくて大丈夫だと思います。

こうして無事の約120匹の稚魚が産まれました。

稚魚が産まれてきた後は、とにかく餌やりと水替えに重点を置いて育てる事にしました。

孵化初日は、

シオミズツボワムシ

の給餌を行いました。

このワムシは淡水クロレラで培養したものですが、淡水クロレラではDHAやEPAなど海水魚の必須栄養素が足りないため、生海産クロレラで栄養強化してから給餌する事にしました。

稚魚の餌の培養方法などについては、後ろの方でまとめて詳しく書きたいと思いますので、ここでは割愛します。

ダンゴウオの稚魚はまあまあ小さいので、正直な所、ワムシを食べているかどうか肉眼で確認するのは至難の技になります。

そんな時に役立つアイテムがあります!

それは、

ルーペや虫眼鏡

です。

100円均一の老眼鏡のコーナーなどに売っているので、稚魚を飼育する際には是非一つ持っていた方が何かと役にたちます。

ルーペを持って観察するのが面倒だという方は、老眼鏡を使って観察するのも手かもしれません(知らんけど)

稚魚の観察に使用するのはもちろんですが、餌のワムシの培養状態の確認などを手軽に確認できるので重宝します。ワムシについては、肉眼で確認するのはちょっと難しいかなと感じています。

若くて目がいい方なら全然問題なく観察できると思いますが。。。。

話を戻して、ルーペの倍率は

4倍

位の倍率があると色々と使い勝手が良い様に感じます。

ルーペを使ってダンゴウオの稚魚の様子を確認すると、クマノミの様な模様をしたダンゴウオが観察できました。

ダンゴウオの頭の部分に白いバンドがあるのがわかると思いますが、コレが巷で、

天使の輪

と言われている物になります。

ルーペを使って観察しているとタイミングが良ければ、このダンゴウオの稚魚たちがワムシを食べる様子が見られると思います。

2日目からは、ワムシの他に、ブラインシュリンプも給餌を開始しました。

このブラインシュリンプも栄養強化してから与えました。

このように1週目は、ワムシとブラインシュリンプを混合して与えました。

給餌回数については、朝と晩の1日2回です。

水換えについてですが、

我が家では稚魚飼育ケースとして、

日海センターさんのゆりケースを使用しました。

この飼育ケースは底面に1箇所穴が空いており、そこにフィルターを挟む事でワムシやブラインシュリンプの流出を防ぎつつ、水を循環させる事が出来るというものになります。

設置場所は水槽内になります。

水を循環させる方法は、稚魚飼育ケース内から水を出す事で底面のフィルターから本水槽内の水を吸い上げて循環します。

下手な図解だとこんな感じです。

ただ我が家では、ちょっと違った方法で水換えしています。

手順的には、

1、稚魚ケース内にワムシやブラインシュリンプが少ない状態の時に、掃除を兼ねて稚魚ケース底面のゴミをスポイトで取る。

こうする事で稚魚ケース内に掃除により抜いた分の海水が吸い上げられます。

ここまでは通常の使い方だと思います。

2、稚魚ケースへの給餌の際にはワムシやブラインを培養、栄養強化していた水ごと入れる。(注意点としては、ブラインやワムシを栄養強化する前にキチンと綺麗な水で洗ったり、培養水と分けてから使用しないとアンモニア中毒になる危険性があります。)

こうする事で先程とは逆の作用が起こります。

本水槽の水面より、稚魚ケースの水量が高くなれば、必然的に稚魚ケース内の水面が本水槽の水面と同じ高さになろうとするので、稚魚ケース内の水を本水槽にゆっくりと押し出して水が代わります。

3、給餌以外にもこまめにゆっくりと本水槽内の水を稚魚ケースに入れて水換えをする。

目安としては、稚魚ケースの全水量を交換するぐらいのイメージ。何度かに分けて水がゆっくりと入れ替わるので稚魚の水質変化によるストレスも少なくなります。

こうして水換えをする事で稚魚ケース内の水を綺麗に保つ事が出来ます。注意点としては、稚魚は強い水流に弱いので、なるべくゆっくりと泳いでいる稚魚がいる場所を避けて海水を入れてください。

この様に稚魚ケース内の様子を見ながら、海水を抜いて掃除したり、上から海水を追加して水換えしたりしながら飼育していました。

お陰でこの期間に落ちてしまう稚魚は居ませんでした。

大きさも数ミリ程度で1週間で大きく成長する事はありませんでした。

小さくて見辛いですが、上の写真が生後2、3日のダンゴウオの稚魚になります。

白いフィルターの直径が約2センチから3センチです。

少しアップにするとわかるのですが、小さいながらもダンゴウオっぽい形をしています。

2 孵化1週目から2週目

孵化1週目から2週目までの期間も飼育方法自体は特に変えずに飼育しました。

稚魚の大きさも微妙に大きくなったかな?

と思う程度に成長したので、給餌する餌は基本的には活ブラインシュリンプとなりました。

1週目を過ぎると成長の早い個体は、少し他の個体より色が変わったり、バンドの大きさが変わったりするようでした。

ダンゴウオは泳ぐのが下手なので稚魚の時もあまり泳ぎ回るという感じではなく、基本的に何処かに張り付いていて、気が向いた時や餌を入れた時などに動き回ります。

身体は小さいですが、お腹の下の吸盤はしっかりと機能している様で少しぐらいの水流ではビクともしません。

アップにするとこんな感じでしっかりとダンゴウオっぽい顔をしています。

この期間は1匹の稚魚が落ちてしまいました。

詳しい原因は分かりませんが、栄養が十分に取れなかったか、怪我などが原因か、はたまた産まれた時に障害を持っていた可能性もあるので今後他の稚魚もしっかりと観察する必要があるのかなと思いました。

3 孵化2週目から3週目

2週目を過ぎると明らかに大きくなったのがわかる様になります。

ただ、大きくなると言っても、縦に体高が大きくなる割合の方が大きいです。

そのため、どんどんダンゴウオのような見た目になってくるのが確認できるので、見ていて面白いです。

色も個体差が見られる様になり、一部の成長の早いダンゴウオでは、天使の輪のバンドがなくなっている個体もいました。

また母親が赤と灰色の2匹、父親が赤と言うペアでの産卵であったので、産まれた稚魚も親魚の遺伝を強く受けているのか、似ている色に成長する個体が多い様に感じました。

この様に天使の輪のバンドもかなり細くなっている個体が殆どとなり、もうすぐ稚魚から幼魚になりそうだなと言うのが感じられる週となりました。

ただ、この期間は3匹の稚魚が落ちてしまっていました。

原因については推測の域を出ないのですが、稚魚が大きくなり、餌の量が増える事で、その分糞も増えます。また、食べきれずに死んでしまったブラインシュリンプも沈殿します。

死骸や糞が沈殿すると、訳の分からない最近などが繁殖する温床となるので、水質の悪化を引き起こすだけでなく、病気を引き起こす可能性もあるので、出来だけ早くゴミは取り除いてあげた方が良いと思います。

そうは思っていたのですが、それらが原因と思われる事が重なって水質が悪化して落ちてしまったのかなと思いました。

何故ならこの辺りから、稚魚ケースのそこに溜まるごみの量が一気に増えた気がしたからです。

また、稚魚ケース中央下にあるフィルターも目詰まりし始めたのか水の流れが悪くなった様に感じました。

稚魚をケースから出すことは出来ないので、取り敢えずスポイト(口先の大きい物)で稚魚ケースの底面や汚れている部分を擦ってゴミを浮かせてから取り除くと言う方法をとって対応しました。

話は変わりますが、稚魚の色については、遺伝が強いのかな?と言う印象を受けました。

一応簡単に検証できるか分かりませんが、色々な色のヒオウギガイやプラスチックオブジェをケース内に入れているのですが、今のところ親の色を引き継いでいる稚魚が多い様に感じます。

ただ、黄色のヒオウギガイの上にいる稚魚は黄色っぽくなった様な気もするので今後も経過を観察していきたいと思います。

そんなわけで3週間が過ぎてきたところで、産まれた時と比べて結構な変化が見られる様になりました。

並んだダンゴウオの稚魚も3種色違いだったり、大きさが違ったりと成長速度の違いも確認する事が出来ました。

ただ、まだまだ小さいのでこれからも大きく成魚にできる様に飼育観察していきたいと思います。

この調子でダンゴウオが成長していけば、2カ月ぐらいで、ある程度の大きさまで育ちそうな感じがします。

4 稚魚の餌について

それでは稚魚の餌についてですが、基本的に与えているのは、

・ シオミズツボワムシ

・ ブラインシュリンプ

の2種類です。

ブラインシュリンプは自分で沸かせる必要があるので、自分で安く自作する事もできますが、孵化させるための容器なども販売されています。

ブラインシュリンプの卵も色々な産地の物が販売されていますが、我が家では、ニチドウ(日本動物薬品)のブラインシュリンプエッグを利用しています。

またこれらの餌以外にも、餌のための餌が必要になります。

所謂栄養強化と言うものです。

淡水魚と違い海水魚にはDHAやEPAが必要になる様で、これらの栄養素は淡水由来の餌には含まれていません。

シオミズツボワムシも住んでいるのは汽水域をですし、ブラインシュリンプは塩湖です。

そのため海水から必要な栄養素を得ていません。

淡水の魚にはそのまま与えても十分に餌として機能すると思うのですが、海水魚には栄養が足りない様です。

つまり、淡水クロレラで育てたシオミズツボワムシだけを与えていても海水魚の稚魚はそだたないわけです。

ブラインシュリンプも同じくDHA、EPAを含まないため同じです。

そこで必要となるのが、

海産クロレラ

になります。ただ、海産クロレラは保存が難しいと言う難点があります。

基本的に冷蔵保存で、2週間程度しか保存出来ません。

そうなると毎回海産クロレラを購入するのは送料などもあって大変ですよね。

という事で、我が家では培養して生の海産クロレラを栄養強化に使う事にしました。

そう言う事で、ワムシとブラインシュリンプと海産クロレラを培養することになったのですが、そうしたら設備がこんなにごちゃごちゃになりました。

手前の3つがワムシの培養で、真ん中2つが海産クロレラの培養、そして奥の3つがブラインシュリンプを沸かすのと2次栄養強化のための容器になります。

因みに、栄養強化は海産クロレラだけでなく、日海センターさんのスペシャル栄養強化剤も併用して使っています。

このスペシャル栄養強化剤は粉末なので、保存が効いて使いやすいと言うメリットがあります。

使い方も、2週間で使い切れる量を40℃ぐらいの水で溶かして栄養強化に使うと言うもので非常に簡単です。

こんな感じでダンゴウオの稚魚の餌の準備をしました。

それでは、ダンゴウオの稚魚の餌やりのルーティンについて書いていきたいと思います。

ルーティンとしては、朝と夜に栄養強化したブラインシュリンプとワムシを生海産クロレラごと与えています。

生海産クロレラは摂取されない分は海水を汚す可能性もあるので、水替えもしっかりと行っています。

それぞれの餌の栄養強化については下で書いていきます。

⑴ シオミズツボワムシ

シオミズツボワムシですが、培養までに大体2週間くらいの期間を要します。そのため、有精卵が確認になったらワムシを購入して培養を始めるのが良いと思います。培養にはエアレーションが必要なので、分岐コックがあると便利です。

といってもダンゴウオの稚魚は最初から結構大きいので、いきなりブラインシュリンプでも食べてくれるかもしれません。

シオミズツボワムシの培養には、淡水クロレラを使用します。

注意点として淡水性のクロレラはめっちゃ臭いです。

さっき海産クロレラじゃないとだめといったのですが、培養する段階では、扱いやすい淡水クロレラの方が楽なので、増やすだけの場合には淡水クロレラで十分だと思います。

毎日2,3滴づつ淡水クロレラを入れて培養します。クロレラを入れた時は緑色の培養水になりますが、翌日には薄い黄色っぽい培養水になると思います。これはワムシがクロレラを食べた証拠になるようです。

これを約2週間ほど繰り返すと、ワムシがある程度まで増殖するので、増殖したワムシを別の容器に移します。

比重としては、1.015ぐらいの比重で合わせるとやりやすいと思います。

そして、餌として与える分のワムシを小分けして、約8時間前に海産クロレラとスペシャル栄養強化剤を使用します。

我が家でワムシだけを与えていたのは初日だけでして、2日目以降はブラインシュリンプが主体になりました。

ワムシはダンゴウオに与えるというよりは、少し成長させたブラインシュリンプに与えていることの方が多くなった気がします。

餌を作るために簡単な食物連鎖を作るので、一つでも欠けると餌が作れなくなってしまうので予備も併せて作っておいた方が無難かもしれません。

⑵ ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプについては、気温が20℃以上であれば、大体1日で孵化するので、前日に必要な分量を沸かします。

我が家では沸かしたブラインシュリンプはすぐには餌として使わないので、2日前からのブラインシュリンプを孵化させています。

ブラインシュリンプの栄養強化についてですが、ブラインシュリンプは孵化してすぐには餌をとりません。大体孵化してから10時間程度が経過すると、口が開くようになるのでその時間以降から外部の栄養を摂取するようになるからです。

なので、2日前にブラインシュリンプを分けてから栄養強化しています。

あと、ブラインシュリンプは孵化する際に、アンモニアも発生させるので、殻と孵化ブラインシュリンプを分けた後は新たに作った人工海水(1.023)に入れてストックしています。

あとは、殻と分けたブラインシュリンプは、ネットなどに取り出した後、一応水道水で大丈夫ですので、簡単に洗い流してあげた方が、ストック容器内の海水を汚す危険性は減ると思います。

ストックしたあとは、1回で使う分量ずつに分けて、10時間程度が経過してから餌として与える8時間前ぐらいに栄養強化を始めます。

栄養強化には、生海産クロレラとスペシャル栄養強化剤を与えています。

3週目に入って、ダンゴウオが大きくなってきてからは、ブラインシュリンプも少し大きくしてから、栄養強化をしたワムシも同時に与えてから給餌するようにしています。

⑶ 栄養強化について

栄養強化についてですが、水産種苗関連の資料を見ると、

ワムシに海産クロレラを与えてから、大体8時間経過した時間が一番脂肪酸含有量(DHAやEPA)などが多いという実験結果が出ているので、それに倣って餌として与える8時間前に栄養強化を施しています。

つまり、餌として与えるには、ワムシは8時間前、ブラインシュリンプは、18時間前に用意しておく必要があります。

現在の少し大きくなったダンゴウオには、なるべく栄養素の高い餌を摂取してもらいたいと思っていますので、ワムシを沸かせてから、海産クロレラと栄養強化剤で栄養強化して、8時間待ちます。その間に孵化して10時間以上が経過したブラインシュリンプを用意しておきます。

ブラインシュリンプの用意が終わったら、栄養強化して8時間が経過したワムシと共に栄養強化剤を投入します。

そしてさらに8時間が経過してからダンゴウオの稚魚に餌として与えています。

⑷ 海産クロレラ(ナンノクロロプシス)

海産クロレラについては、培養に大体2週間が必要になります。特にライト等は必要ないと言われていますが、24時間なんでもいいので、ライトを当て続けた方が培養は早く進みます。

2週間すると、結構緑色の水が出来上がるので、その海産クロレラが含有されている海水を餌とするブラインシュリンプや稚魚に与えます。

海産クロレラの良い点としては、海水性のクロレラなので、直接稚魚の飼育ケースに入れても問題ないという事です。

ただ、入れすぎには注意した方が良いと思います。

我が家では栄養強化に1回で大体10mlぐらいの海産クロレラを与えています。

しかしまだ色々と試している最中なので、これからクロレラを与える量については変化する可能性もあります。

余談ですが、生海産クロレラをサンゴ水槽の方に時々添加するのですが、現在のところクロレラを添加する前と後では、ガラス面の苔の生え方が大分違いました。 

また、とろろのような嫌な苔の繁殖も抑えられたように感じます。

ただ、あくまで個人的な感想でしかないので、もし試す方が居れば自己責任でお願いします。

5 まとめ

色々とダンゴウオの稚魚の飼育について書いてきましたが、私自身繁殖にチャレンジするのが、初めてですので、この後どのような変遷をたどるか分かりません。

ただ、今のところ栄養強化した餌と適度な水替えにより、上手く飼育できている状態です。

本当は、海が近くにあれば、ダンゴウオの餌となるような微細なプランクトンなどを採取してきて、それを給餌した方が絶対的に飼育はうまく行くと思います。

しかし残念なことに我が家から海までは相当な距離があるため、中々餌の採取のために海に向かう事ができないので、このような方法で稚魚の飼育をしている感じです。

あとは、1カ月を経過したあたりから、小さな人工飼料の餌付けにもチャレンジしていきたいと考えています。人工飼料での餌付けができれば、とりあえずの餌問題は解決するのではないかなと思います。

まず最初は、細かく砕いたメガバイトレッドあたりからチャレンジかな。

また、ダンゴウオの色の変化ですが、ダンゴウオの稚魚から天使の輪が消え始めているので、今後オブジェによってその色に擬態するのかどうかなども観察していきたいと思っています。

また、今後の成長の様子について、機会を見てブログにしていけたらいいなと思っていますので、興味がある方が居れば、見てもらえれば幸いです。

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