みなさんこんにちは。DANです。
先日透明ライブロックスタンドや透明ルーバーを作った経過をブログにしましたが、今回はその作ったものを実際に利用して水槽をほぼリセットしたのでその様子についてブログにします。
リセットに際して何を用意したの?
リセット中の注意点は?
リセット中のハプニング
今回リセットと言っていますが、ほぼ(ここが重要)リセットであって完全にリセットしたわけではなく、どちらかと言うとレイアウト変更の趣が強いのでその辺りをご了承の上読んでいただけたら良いなと思います。
Contents
1 リセットに際して用意したもの
今回リセット(レイアウト変更)に際して用意したものは、
RO水で作った海水150リットル
サンゴを入れておく発泡スチロール4箱
自作したライブロックスタンドと透明ルーバー台
入れ替え予定のライブロック1キロ
塩ビパイプ2本(魚の隠れ家用)
プラグ
になります。
海水についてはもう少し用意しておきたかったのですが、我が家にはRO浄水器が無い事と水を入れておくタンクも無かったためこの水量になりました。
自作したライブロックスタンドと透明ルーバー台の記事はこちら
2 リセット開始
今回はまず冬であることから部屋のエアコンの温度を上げました。(29℃設定)
そして半袖Tシャツに着替えました(関係ない)
本当はそれぞれのサンゴを入れる発泡スチロールにヒーターを入れて温度管理をする方が良いのですが、ヒーターの数が少なかったため今回は手早く終わらせる事を前提にヒーター無しでやりました。(ヒーターがある方はヒーター使ってやったほうが絶対に良いです)
最初に造波ポンプを取り外し簡単に苔などを落とした後、クエン酸に着けておきました。
次にリセット前の水槽からサンゴを一時保管しておくためにそれぞれの発泡スチロールに海水を張りました。
海水を張った後は、
まず水槽内のサンゴと魚をを取り出して海水を張った発泡スチロールに保管しました。
その後ライブロックを取り出して、メインポンプを止めて濾過層からの水を止めました。
濾過槽内に設置してあるリフジウムとプロテインスキマーを取り外して清掃した後、
濾過槽内の水を全て抜いて濾過層内を清掃。
濾過槽内の清掃が終わった後は作り置きしていた海水を濾過層にぶち込みリフジウムとプロテインスキマーを戻しました。
その後は本水槽の苔をスクレーパーなどで取り除き、底砂の毒抜きをしました。
(底砂を厚く敷いている方は底砂をいじらない方が良いかもしれないです。うちの水槽は2センチくらいしか敷いてないので底砂の掃除をしました。)
本水槽が綺麗になった後は、水槽内に溜まっていたゴミと水を取り除いて新たに海水を半分くらい張ってから、ライブロックスタンドと透明ルーバーを使ってレイアウトをしました。
あと今回はライブロックをかなり少なくしたので、魚の隠れ家用に塩ビパイプを2本入れておきました。
そうして水槽のレイアウトが終わった後に海水を再び張り、
造波ポンプを付けてからサンゴや魚をレイアウトしてから本水槽に戻して終了になりました。
本水槽に戻す際もライブロックに活着していたサンゴを取り外したり、
飛び火していたウミアザミをフラグに付け直したりしてから戻しました。
全て終わった後に、若干海水が足らず、更に40リットルを加えて後片付けをしました。
2 リセットの注意点について
今回はどちらかと言うとレイアウト変更に重きを置いたリセットなのでろ材などはほとんど掃除していません。
また薬剤もポンプの清掃にクエン酸を使っただけで他には何も使いませんでした。
魚などの生体がいる場合は一気に水の環境が変わるので少し水合わせをした方が良いかもしれません。
少なくとも比重だけはすぐ分かると思うので比重は前の水と一緒にしてあげたほうがいいと思います。
また薬品等を使って本格的に全部リセットする場合は、
魚やエビといった生態はいない方が良いかもしれません。
3 リセット時のハプニング
これは自分の失敗なのですが、濾過槽の掃除が終わってメインポンプ以外の電源を入れてしまったため、
クーラーに接続していたヒーターも作動してしまい濾過槽内の水の水温が上がってしまったので、
きちんとお使いのヒーターの仕様を確認しておいた方がいいと思います。
まあ、普通はこんな事はしないのでしょうが、
途中でサンゴをいてれていた発泡スチロールが水漏れをすると言うハプニングがあったため、
焦ってしまい確認を怠りました。(言い訳)
4 まとめ
上の手順には書きませんでしたが、
ライブロックからサンゴを取り外した際に割れてしまったLPSやSPSがあったので水槽に戻す前に取り敢えず全部の珊瑚を一通り薬浴してから水槽に戻しました。
これに関しては、人によると思うので無理に薬浴する必要は無いかもしれませんが、
一度ヒラムシやら何らかの被害があった場合には薬用をしておいた方が精神衛生上良いかもしれませんね。
こうしてリセットという名のレイアウト変更が終わり、
所要時間は概ね5時間かかりました。
リセットすると水槽が綺麗になり気持ちもいいですが、
生体がいる場合には突然の環境変化になるのでそこをきちんとケアしてあげたほうが良いと思います。
あと魚を出す場合にはちゃんとエアレーションをしてあげないと酸欠になる危険があるのと飛び出す危険もあるので蓋もしておいた方が間違い無いかもしれません。
リセット後の水槽が此方になりますが、カーリーや苔は全て綺麗さっぱり居なくなり、
ちょっとスカスカで寂しい感じですがスッキリした水槽になったと思います。
それにしても疲れた。
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