皆さんこんにちは。DANです。
今回は水槽の手入れルーティンについてブログにしてみようと思いました。
意外と他の人がどうやって水槽を維持しているのかって詳しく知らなかったりしますよね?
自分も海水水槽をはじめた頃は、色々なホームページや書籍などを参考にしながら特に決まった掃除方法などはなく行き当たりばったりで手入れをしていました。
しかし長い事海水水槽をやっているとある程度のルーティンと言うか決まったメンテナンス周期と言うか、そう言ったものが決まってくると思います。
今回は、あくまでも自分の一例だけですが、長いスパンで見た際の水槽のメンテナンスについてブログにしていきたいと思います。
もし他に
自分はこんな事しているよ
などの情報があれば教えていただければと思います。
ブログのトピックとして
水替えの周期と水替えの量は?
コケはどのくらいで生えてくる?
添加材や炭素源、バクテリア剤の使用と使用頻度は?
掃除方法は?
毎回の掃除にかかる時間は?
などを中心としていきたいと思います。
Contents
1 水替えの周期と水替えの量は?
まずは自分の水換えの周期について書いていきたいと思います。
自分の水換えの周期ですが、
・ 全水量の10%を毎週1回水換え(主に週末)
・ 1ヶ月に一度全水量の30%を水換え
と言う形で水換えのルーティンを行っています。
自分が行う水換えの主な理由は、海水中のカルシウム等の補給と微粒元素の補給。
水槽内のバランス維持が目的です。
水槽内から単純に蓄積したリン酸や硝酸塩を減らすためには、恐らくこの水換えの水量では少ないと思います。
後で書きますが、添加剤等をうまく使えば水槽内の水質バランスの維持という点で言えば、もっと水換えを少なくしても大丈夫かなと思います。
もちろん水槽内にいる生体の数やサンゴの数によってその分量を変えなくてはいけませんが・・・
2 コケはどのくらいで生えてくる?
まず水槽内で苔の生える場所ですが、我が家の水槽でコケが生える場所は、水槽のガラス面になります。
生えてくる苔の種類は、
光の強い面では赤茶色っぽい、ちょっと硬めの石灰藻みたいなコケが生えてきたりします。
このコケは生えるスピードは遅く、週に一度水槽の水換えをする時にスポンジでガラス面を擦ってやるとヌルッっと言う感触と共にスポンジには茶色いコケが取れると言う具合で掃除しています。
一見綺麗そうに見えても1週間丸々掃除をしていないとなんとも言えない感じで微妙にガラス面を曇らせるので定期的な掃除が必要になります。
恐らくですが2週間ぐらい放置しているとガラス面にコケが生えて、水槽の見栄えも昔のテレビ画像のようになんとも言えないモヤが掛かったような状態になってしまいます。
逆に光がそこまで強く無い場所では、すごく薄い緑色っぽいホコリの塊のようなコケが生えてきます。
このコケは成長速度がかなり遅いので、月に一度行う少し多めの水換えの時にスポンジでサッと取ります。
頑固なコケでは無いのでスポンジで撫でれば取れるので月に一度の掃除をしています。主に映える場所は水槽の側面などのあまり光の当たらない部分です。
3 添加剤や炭素源、バクテリア剤の使用と使用頻度は?
我が家では、現在元素系の添加材は全く使用していません。
元々は、レッドシーのリーフファンデーションABC+を使用していたのですが、
ダイノスっぽいコケが発生してからは、元素関係の添加材は使用していません。
炭素源についても同様に、ダイノスっぽいコケが発生してからは使用していません。
では、ダイノスっぽいコケが発生する前については、
週に1回の水替えの際に、リーフファンデーションABC+を30グラム
炭素源については、NO3PO4Xを毎日夜に2~3ミリリットル添加していました。
現在では、ダイノスっぽいコケは落ち着きを見せているのですが、我が家はSPSの量がそこまで多くないこともあり、
水替えのみの対応で、なんとか飼育できているので、あえてリーフファンデーションABC+は添加していません。
もちろん、SPSの成長促進や色揚げなどを考えている場合は添加剤を入れた方がいいと思います。
勿論我が家もある程度数値を図り、キチンと管理して添加した方が良いのは分かっているのですが、
ただ、自分の場合、
かなりめんどくさがり屋
という素敵な能力があるので、試薬でいちいち図っているのがめんどくさいと感じてしまい、
日々のサンゴや魚の様子を見ながら、水替えの頻度と量を変えることで対応しています。
ちなみに過去の自分の失敗例としては、
カルシウムを過剰添加してしまい、水槽内のイオンバランスが崩れてしまったため、
水槽をリセットするという残念な失敗をしたこともあります。
バクテリア剤については、
ゼオバクを時々3滴ぐらい添加
土壌バクテリアを2日に1回ぐらい約3ミリリットル程度添加しています。
まとめると
ダイノスっぽいコケ前
・ 炭素源を毎日添加
・ 添加剤も使用(週1回)
・ バクテリア剤も使用
ダイノスっぽいコケ後
・ 炭素源の使用なし
・ 添加剤の使用もなし
・ バクテリア剤は使用
という感じで水槽を維持しています。
4 掃除の方法と掃除にかける時間は?
我が家の水槽掃除のルーティンとしては、
毎週の水替えの時に
・ 濾過槽内のデトリタスを灯油ポンプで吸い出す
・ ガラス面の苔掃除(全面と背面のみ)
・ プロテインスキマーのコレクションカップの掃除
これが毎週のルーティンで、かかる時間は概ね20分程度です。
月に1度の水替えの時もあまり大きな掃除はせずに、上の毎週の苔掃除に背面を追加する程度です。
そして、3~4カ月に1度ぐらい造波ポンプを掃除します。(苔がひどい場合にはもっと早く掃除します)
あとは、流量が落ちたと思ったときに、メインポンプを分解掃除します。
水槽のガラス面の掃除方法ですが、
まずは、
スポンジで取れる部分はすべて取ります。5回ぐらいこすって取れない苔は基本的にこの時点では放置します。
次に、
スポンジで取れなかった苔をスクレーパーで取ります。
以上です。
因みに自分の過去の失敗ですが、
水槽のガラス面を掃除している際に、ガラス面についていた白くて硬い何らかの生物をスポンジに巻き込んでガラス面を擦ってしまったため、ガラス面に傷を付けてしまうという取り返しのつかない失敗をしたことがあります。
ですので、ガラス面の掃除の際には小さな貝などの巻き込みについては、注意しながら掃除した方がいいかもしれません。
背面のガラス面については、フリッパーで落としています。
フリッパーについては、またあとでブログにしたいと思います。
とまあ、こんな感じであまり時間や手間をかけずに掃除をしています。
勿論しっかり掃除をできる方は掃除をした方がいいと思いますが、
自分のようにめんどくさがりな性格の人は、
1回の掃除が簡単に済む方法を継続した方が、重い腰が上がりやすくなるかもしれませんよ。
因みに自分は水槽の底砂はほとんどいじりません。
デトリタスが蓄積するという意見もあると思いますが、一応底面から巻き上がってフロー管に向かうように水流を作っているので、デトリタスの蓄積はゼロではないと思いますが、あまり多くないと思っているので、濾過槽内のデトリタスの除去のみを行っています。
これについては、色々な意見があると思いますので、自分の信じる方法で良いのではないかと思います。
一説では、底砂に異常にデトリタスや変な有機物が蓄積している場合には、底モノ系のハゼを長期飼育するのは難しいようです。
5 まとめ
海水水槽の管理ルーティンに関しては、
おそらく水槽の大きさや飼育している生体の数、サンゴの数
などにより、人それぞれ違う形になると思います。
なんにせよ、水槽をよく観察していると、いつもと違った変化が見つけられるので、
その変化が悪い変化の時は水替えやメンテナンスを行う事を心がけて、
良い変化の場合は、自分のメンテナンスでこれまでと変わった点などを覚えておくと、
自分なりの管理しやすいメンテナンスルーティンが作れるのではないでしょうか?
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