みなさんこんにちは。
猫を飼っていると爪研ぎって必需品ですよね。
でも爪研ぎって結構消耗が激しいし、研ぎカスが出たりするので、大変ですよね。
これまでにも色々な爪研ぎを使ってきました。
例えば、詰め替え用の爪研ぎだったり、少し強化されている爪研ぎだったり、麻紐を巻きつけた物だったり、綿紐を巻き付けたものだったり色々使いました。
今回はそうして使ってきた爪研ぎのそれぞれの使用感についてのレビューや、現在使用している爪研ぎの使用経過など細かく書いていこうと思います。
そして色々使った中でも、段ボール系の爪研ぎではカリカリーナが圧倒的に耐久力が高かったです。かれこれ1年使っていますがいまだに壊れる気配はありません。
それでは他の爪研ぎについても書いていきたいと思います。
1 詰め替え用爪研ぎ
我が家でも自作の爪研ぎ器に使用しています。
この爪研ぎの特徴は何と言っても安いと言う事です。
2個とか4個とかまとめ売りされていて爪研ぎの単価としては最安値の部類に入ると思います。
そして意外と使えるアタッチメントも多いので、飼っている猫の大きさやお好みの広さなどを選べるのが嬉しいポイントです。
また、規格がほぼ統一されているので、爪研ぎケースを自作すれば、自分好みのピッタリな爪研ぎを作ることが出来ます。
そして自分が思うこの爪研ぎの一番のメリットは、ダンボールの目が猫にとって爪を研ぎやすい目幅になっているのかな?と思うところです。
意外とこの目幅が狭かったりすると、あまり爪を研ぎたがらない事もあるので、お家のニャンコの好みの幅を探しておくと今後の爪研ぎ難民脱出にはいいかもしれませんね。
難点と言えば、そこはやはり使い捨てという事で、直ぐに使えなくなってしまう事や研ぎカスがめっちゃ出る事です。
すぐに使えなくなってしまうと言っても1日、2日で使えなくなってしまうと言うことではなく、使用頻度にもよりますが、本気で爪研ぎされると両面で1ヶ月持たないぐらいの耐久度です(笑)
ただ、これだけすぐ壊れると言うことは、逆を返せば猫にとって爪が研ぎやすいと言うことでもあるので、この際耐久度は目を瞑っても良いかもしれませんね。
それにウチの猫達は相当気に入っているのか、研ぐ場所がほとんど無くなっても、無理やり爪を研ごうとしたりします。
そして、壊れやすいと言うことは、その分段ボールカスが出やすいという事で、この爪研ぎの周りには研ぎカスが大量に散らばっていることが多々あります。
まとめると、
メリット
・ 安くて直ぐにどこでも手に入る
・アタッチメントが多い
・ 爪研ぎの目幅が広いので研ぎやすい(猫人差があります)
デメリット
・ 研ぎカスが出る
・ すぐ壊れる
2 強化型爪研ぎ
次はヘルシープの強化型爪研ぎです。
強化型と言うだけあって、上の大量販売の爪研ぎとは違い爪研ぎ自体がしっかりとしており密度も高いので少し重量があります。
強化型で研ぎカスが出ずらいと言う謳い文句に釣られて購入してみました。
結果としては、上記の使い捨て爪研ぎよりは耐久力も高く研ぎカスも出づらい様になってました。
しかしあくまでも、出ずらいだけであって、出ない訳ではありません。とはいえ、詰め替え用の爪研ぎに比べると圧倒的に研ぎカスは少ないと思います。
耐久度もソコソコで、両面をうまく使えば長く使用できると思います。
ただ、私自身が感じた事は、この爪研ぎって耐久性を強化した為か、
爪研ぎの目が細かい
ですよ。
それなので、爪が鋭い子猫や若い猫はいいかも知れませんが、
ある程度の年齢になった猫や手の大きな猫は、
相当に爪が伸びて尖らないと使いづらい
と言う難点があるように感じました。
耐久力を高めるために段ボールの密度を高くしたため爪が入るスペースが狭いんですよね。
我が家の猫もこの爪研ぎは利用しますが、好んで使っている様な感じではありませんでした。
ただ、値段はそこまで高くないので試しに使ってみるのもアリだと思います。
また色々な形などお好みで選ぶ事ができるので家のインテリアに合わせて選ぶこともできます。
まとめると
メリット
・ 詰め替え用の爪研ぎよりは耐久力が高い
・ 色が白いので見た目がちょっとおしゃれ
・ そこまで値段が高くない
デメリット
・ ダンボールの目が細かいので使いづらい
・ 猫の好みは分かれそう
3 カリカリーナ(超強化型爪研ぎ)
続いて高耐久度、高価格のカリカリーナについては紹介します。
カリカリーナは、その高耐久度を実現するためにダンボールの間にかなり硬いダンボールが入っています。
また爪の形状により使いづらさが出ないように、2パターンの細かさのダンボールを組み合わせています。
そのためダンボールの目が潰れずに長く使えるのだと思います。
カリカリーナは猫の爪研ぎとしてはもちろん品質も良く耐久性もあるので、かなり長く使用する事が出来ます。
また、爪研ぎとしての機能以外にも、猫がゆっくり休む為の場所として使えるため、爪研ぎ以外の付加価値もあります。
そしてデザインも従来の爪研ぎのとは違い、それだけでインテリアの一部とすることも可能になるので、非常に良いのかな?と思います。
実際に爪研ぎした際の研ぎカスの量ですが、まあソコソコはでます。
しかし耐久力が高い爪研ぎであるために、他の爪研ぎよりは圧倒的に研ぎカスは少ないです。
1年以上カリカリーナを使っていて、不満な点があるとすれば、
爪研ぎ以外に猫がくつろぐ場所として利用されるため、爪研ぎに猫の毛が結構溜まることです。
まあキチンと掃除をしていれば全然気にはならないんでしょうが、放置しておくとそれなりの量の毛が溜まるので多頭飼いの家などではこまめな掃除が必要になりそうです。
あとは大きさも結構あるのでカリカリーナ自体の重量があります。
まとめると
メリット
・ 耐久力が桁違い
・ 研ぎカスが出にくい
・ 猫がくつろぐ場所にもなる
・ インテリアにもなる
デメリット
・ 値段が高い
・ 重い
・ 毛が溜まりやすい
4 棒状爪研ぎ(麻紐)
次はこれまでと一風変わって棒状の麻紐を巻きつけた爪研ぎです。
この爪研ぎは、ペットショップやホームセンターで売っているキャットタワーの支柱に良く使われています。
単体で棒状の爪研ぎももちろん販売しているので、立って爪研ぎをする猫には良いと思います。
耐久度的には、ソコソコだけど、思ったより耐久度が無いなと言うイメージです。
ただ、ダンボールの爪研ぎの様に目が潰れて使えなくなると言うよりは、麻紐が細かく切れて使えなくなると言うイメージです。
そして麻紐が切れると、毛羽だった様に紐が出てきるので見た目が非常によく無いです。
あと猫の性格にもよりますが、この毛羽だった麻紐を口に入れて食べようとする猫もいるので注意が必要になります。
ちなみに我が家では、3匹中1匹がこのタイプの爪研ぎが好きでよく使っていたのですが、毛羽だった麻紐を食べるように口に入れていたため、早急に撤去した過去があります。
ただ、値段はそこまで高く無いので、この爪研ぎを気に入ってくれる猫には非常にコストパフォーマンスは高いと思います。
まとめると
メリット
・ ソコソコの耐久度でコスパが高い
・ 立って爪研ぎをする猫に丁度いい
・ モノによっては交換可能
デメリット
・ 毛羽立つと汚く見える
・ 毛羽だった麻紐を誤飲する可能性がある
5 棒状爪研ぎ(綿紐)
次も同じく棒状の爪研ぎですが、こちらは麻紐では無く、綿の太い紐を巻きつけたものになります。
この爪研ぎを選んだ理由というのが、前述の麻紐の棒状の爪研ぎが好きだった猫の為に、毛羽立ちが少なく、誤飲の可能性が無い商品を探したと言うものです。
使用感は、麻紐の物とほぼ同じですが、麻紐と比べると圧倒的に毛羽立ちが少ないです。
毛羽立ちが少ないため、耐久力も高く長く使用できるので、コスパにも非常に優れていると思います。
ただ、我が家では、この爪研ぎは決まった猫が爪とぎをするのみで、この爪研ぎを使わない猫は殆ど使う事がありません。
使っても月に1回程度です。
まとめると
メリット
・ 耐久力に優れコスパが高い
・ 毛羽立ちが少ないので誤飲の心配もない
デメリット
・ 好みがあるので、使わない猫は使わない
・ 意外とデカイ
6 円型爪研ぎ
最後は円形の爪研ぎです。
もはやこれは爪研ぎと言うより、巣ですね。
まるで風呂に入ってまったりしている様な顔してます。
これは購入して包装を解いた直後の写真ですが、この後爪研ぎに入っている猫に
爪を研がないの?
と聞いたところ、こんな顔してました。
もう、爪を研ぐ気はゼロですね。
真面目な話この円形爪研ぎも、猫たちは爪を研ぎますが、
やっぱり中に入ってまったりしている事が多く、あまり爪研ぎとしての用途は無いのかな?と思います。
恐らくですが、他に爪を研ぐ場所が無ければこの中で爪を研ぐと思います。
あと、この爪研ぎの難点は、ベッドにされてしまうことから、内側の端っこに抜け毛がめっちゃ溜まることです。
これも掃除すれば良いのですが、サボると引くほど溜まるのでこまめな清掃が必要になります。
もう一つデメリットがあるとすれば、
あまりにも猫が気に入って寝床にしてしまい、もう爪を研ぐ場所が無くなっても、捨てづらくなるところですね。
ここは心を鬼にするしかありませんが、
捨てちゃうの?
って顔をするのでダメージがデカいです。
まとめると
メリット
・ どこでも売っている
・ 意外としっかりしている
・ 寝床としても使える
デメリット
・ 爪研ぎとしてあまり使わない
・ 中に毛が溜まる
・ 気に入られると捨てる勇気が必要になる
今回は使ったことのある爪研ぎについて、自分なりにレビューしてみましたが、ご自宅の猫ちゃんそれぞれの性格があるので、気にいるものも有れば、気に入らないモノもあると思います。
そんな気にいる爪研ぎ探しの一つの参考になれば良いなと思いました。