みなさんこんにちは。DANです。
今日は自分がパープルクイーンやハナゴイと言った微妙に弱い魚を導入する際に愛用している商品である
ドクターティムシリーズ ファーストディフェンス
についてブログにしていきたいと思います。
まさかの値札付きの画像をアイキャッチにしました。
自分個人的な体感なので、具体的な数値などについては言及出来ませんが、
これを使ってからパープルクイーンの導入初期の事故は格段に減った様に感じます。(あくまで体感です。効果は個人差がありますという感じです。)
それではトピックとして、
ファーストディフェンスとは?
実際の使用例
自分の体感での効果
を中心にブログにしていきたいと思います。
Contents
1 ドクターティムシリーズ ファーストディフェンスとは
最初は商品の紹介です。
この商品は、ストレス軽減や感染症予防、免疫力アップ、魚のトリートメント、枝打ちサンゴのトリートメントなど幅広く使える商品です。
因みにナプコリミテッドジャパンから、ドクターティムシリーズとしてラインで販売されており、
ファーストディフェンス以外にも様々な種類の添加剤があります。
この商品は、どの様にして魚のストレス軽減や免疫力アップをしているのかと言うと、
ビタミンと免疫賦活剤を配合する事で、輸送等のストレスにより魚から奪われた必須栄養素を補給してストレス軽減や免疫力アップを行なっているのだと思います。
魚以外にも枝打ちしたサンゴのトリートメントにも効果が期待できる様です。(自分は枝打ちサンゴには使用した事がないのでどの程度の効果が出るのかはわかりません)
その他にも飼育水の緩衝力を高めてPHを安定させる効果もあるようです。
2 実際の使用例
それでは自分の使用例について書いていきたいと思います。
自分が一番頻繁に使う方法は
新しい魚を水槽に導入する時
です。
具体的には、
導入する魚を水合わせします。
そして水合わせをした魚を水槽に入れる前に
1リットルに15mlのよく振ったファーストディフェンスを入れて5分ほど薬浴?した後に水槽に導入しています。
過去のブログにも書いているので、気になる方は読んでみてください。
ファーストディフェンスの液がかなり茶色いので最初は不安になりますが、これまで自分がファーストディフェンスを導入時に使用してきた限りでは、特に問題はありませんでした。
それ以外の日常での使い方としては、
魚の体表に若干のキズがあったり、鱗が落ちている様な場合に50mlを水槽に直接入れています。
水槽に入れると結構白っぽくなります。
また使用しない時は冷蔵庫で保管していますが、キャップに薬液が残った状態だと冷蔵庫内で茶色く結晶化するのでキチンと拭いてから保管した方がいいと思います。
あとは自分は試した事がないのですが、
・ 水槽立ち上げ時
・ 水換え時
・ 病気対応時
・ 淡水浴時
などに使うのも有効の様です。
3 体感での使用効果
ファーストディフェンスを使ってみての効果ですが、
自分が一番効果があったと思ったのは、
パープルクイーンやハナゴイと言った種類は時々入荷や輸送時にストレス等により体表に小さな傷が付いているものがいます。
これまではこういった傷がある生体はなるべく避けていました。
これは経験からですがこういったキズのある個体はなかなか長期飼育できないからです。
しかしファーストディフェンスを使ってからは多少のキズであれば問題なく長期飼育出来る様になったのでその効果はしっかりと認められると思います。
多分ファーストディフェンスの成分に魚の体表のヌメリと言うかそういったものを保護する成分があるのではないかと思います。
最近は状態の良い魚が多く、魚の元々の免疫力が強く100%全てファーストディフェンスの効果というわけではないと思いますが、
それでもこれを使う事で水槽内で落ちてしまう可能性を少しでも減らせるなら良いのではないかと思います。
あとは、ビタミン等が含有されているため魚以外にもサンゴの健康維持にも期待できるのではないかと思っているのですが、
正直なところサンゴは成長がゆっくり過ぎるので、ファーストディフェンスの影響を受けているのかどうかはよくわかりません。
しかし水槽内のどの種類のサンゴやエビにも悪影響を与えている様子は見られないので、どんな魚やサンゴを飼育していても問題なく使用できると思います。
4 こんな人におすすめ
ファーストディフェンスですが、
・ 魚を水槽に入れるとすぐに体表におかしなキズの様な跡の様なものが作る
・ 魚をあまり長期間飼育できない
・ 餌付けや病気治療のために狭い場所に隔離している。
・ 自宅の水槽の水質とショップの水質に大きな違いがある
などこう言った悩みを抱えている方にはオススメの商品なのではないでしょうか?
5 まとめ
ファーストディフェンスの自分なりの使用方法や使用感について書いてきましたが、
自分が効果があると思った使い方として、
・ 水合わせ時のちょっと濃いめのファーストディフェンス浴
・ 水槽導入初期の魚の体表の保護とストレス軽減
です。
まあぶっちゃけて、魚のストレスってどうやって判断してるんだよって思うかもしれませんが、
これを使ってからは、魚を水槽の導入しても隠れっぱなしと言う事はなくすぐに出て来て泳いでいる姿を見かけるのである程度の効果は見込めているのだと感じながら、飼い主のストレスも軽減されています。
海水魚は喋れたり意思疎通がすぐに図れたりする生体ではないので、
こうやって色々試しながら一つ一つ効果を試していくのも面白いですね。
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